So Fine 1
□8話
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キーside
----日本で初めて会った、その瞬間から
彼女の香りに執着していた。
ヌナの事は、
日本ツアー公演中、ステージによじ登って暴漢からテミンを助けてくれた人、
この人がテミンが公演に参加できたキッカケを作ったんだとなんとなく聞いてたから、
サバサバ発言する体格のいいスポーティな女性を想像してた。
日本ツアー最終日、何故か衣装保管室で待っているというその人に、少なからず興味を持っていた僕は、テミンに付いて会いに行った。
目の前の彼女は、僕らの自己紹介を一言も漏らさず一生懸命聞いてる小柄な可愛らしい女性だった。
そして、ほのかに彼女から漂う心地の良い香り。
テミンが彼女と話してる間、僕はただずっと…
その香りの虜になっていた。
韓国に帰国してから、色々なお店で彼女と同じ香りの香水を探した。
自分でも何故こんなに彼女の匂いに執着するのか分からなかった。
今までも好きな香りというのはあったが、こんなに気になって執着するのは初めてだった。。
1ヶ月が経ち、それでも同じ香りは見つからず、諦めかけていたその時、
彼女との共同生活の話が決まったと知らされた。
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