So Fine 1

□12話
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オニュside


雑誌の撮影が終わり、他のメンバーはそれぞれ個々の仕事が入っていたが、僕のスケジュールはこれで終わりだった。

最近早く帰っているジョンヒョンが、羨ましそうな顔でこっちを見ているのには気付いていたけど、
見えないフリをしながら、僕はひとりマネージャーに家まで送ってもらう。







家に帰ると、居るはずのヌナの姿がない。



あれ…?買い物かな。


そう言えば、僕らが仕事行ってる間って、ヌナは一体何をしてるんだろう。




自分の部屋で着替えていると、しばらくして玄関の開く音がした。


リビングに出てみると、
スーツ姿のヌナが歩いていた。




気配を感じたのか、振り返ったヌナは僕を見てビクッと驚いた。


オニュ「ヌナおかえり。どこ行ってたの?」


一瞬でマズイ…という顔をして目を逸らしたヌナは、
フーと息を吐くと、何か観念した様子をみせる。


名前「オニュ…。みんなには内緒にしてて欲しいんだ。着替えたら話すからちょっと待ってて。」

そう言って自分の部屋に入って行った。



ヌナ、僕らに内緒にしなきゃいけないような事してたのかな…。

そう言えばヌナのことよく知らない。




僕はソファに座ってテレビを見ながらヌナが出てくるのを待っていた。
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