So Fine 1

□15話
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<共同生活 5日目>



やっぱり眠れなかった。。


枕元の時計を見るとミノの起きる時間までまだ1時間あった。



眠っているジンギを起こさないようにベットから降り、リビングに出た。





音をたてないように朝食の準備をした。


1時間経ったころ、眠そうなミノが部屋から出てきた。


ミノ「ん〜ヌナ…おはようございます。
…昨日はオニュヒョンの部屋で寝たんですか」

名前「うん。ベット貸してもらっちゃた」


「あー、一緒のベットで寝てたんですか」

「!!っな訳ないじゃん!!」


思いも寄らない発言にドキドキしてしまった。

ミノ「ふーん。ヌナ、寝不足みたいだから、寝相の悪いヒョンと一緒のベットで眠れてないのかと思いましたよ。」


寝起きでボーっとしているはずなのに、私の寝不足を見抜くなんて…
案外鋭いなこの子。







ミノは温かい朝食を喜んで、おかわりまでしてくれた。



迎えに来たマネージャーさんが昨日のミッションはどうだったか聞いてきた。


名前「ジンギの部屋でベットを貸してもらいました。
も、もちろんジンギは床に寝てました!」

と話した。

マネ「あー、やっぱり!!私たちもジンギの部屋にするんじゃないかって予想してたんですよ。はっはっは」

と脳天気に笑っていた。


いつものように可愛い笑顔で挨拶をしてくれたミノはマネージャーと仕事に出かけた。








玄関でミノを見送った後、リビングに戻ろうと振り返ると
目の前にキーが立っていた。

「キャッ!!」

気付かず勢いよく振り返ってしまった私はキーにぶつかりそうになり、驚いて後ろに倒れそうになった。

キーは瞬時に私の腕を掴んでくれた。



キー「もぉー危なっかしいなぁ。
でも僕も驚かせちゃったから悪いんだけど。ごめんね、ヌナ。」

そう言って毎朝恒例の髪の匂いを嗅ぎに近づいてきた。



昨日のジョンヒョンとの事もあり、
体をすくめて身構えてしまった私に
キーは何かを感じとったみたいだった。



キー「ヌナ…。どうしたの?
 ……嫌だった?」


不安そうに眉毛を下げるキーに


名前「ううん!違うの!ごめんごめん。
キーくんなら大丈夫だよ。」



キーは何かに気付いた様子で、鋭い事を言ってきた。







「…じゃあ、誰なら大丈夫じゃないの?」








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