君と僕との小さな小さな物語

□君との出会い
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君との出会いは小学校の頃だった。
一匹狼だった私に君は笑いかけてくれた。
出会った頃から7年たった。
君はずっと私と一緒に居てくれた。
私達は今高校2年生だ。
君はずっと一緒に居てくれたのに…
私はもう君の隣にはいれない…

「晴希?」
「どうしたの?真衣奈」
「あのね…明日時間ある?」
「午後からならあるけど?」
「じゃあいつもの場所に来てくれない?」
「いいよ!何時に行けばいい?」
「じゃあ13時に来てくれる?」
「うんわかった」
「じゃあね!また明日…」

私達のいつもの場所
町はずれにある小さな図書館の奥の絵本コーナーだ
私は実は晴希の事が好きだ晴希は私の事をどう思っているのだろう?
私にはもう晴希といれる時間が少ない
私のこの気持ちはいつか報われる日は来るのだろうか…

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