銀魂

□真選組へ入りたいのですが・・・!
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男「ねえ、君、ちょっと来てよ。」



・・・え。何々。


ナンパですか。ここってそういうとこなんすか。



そういう時は・・・・!



「逃げるが勝ち!!」



男「ちょ、ちょっと!」



江戸って物騒だ。



「ここまで来れば・・・。ってあれ、ここどこ。」



遠くに人がいるが話しかけてみる。



ちょっとしたゲーム感覚。



「すみません・・・。」



隊「なんだ。」



「真選組の屯所へ行きたいんですけど・・・。」


隊「ここだが・・・。何か用か。」



そして、江戸に来た本当の要件を話した。



「入隊希望なんです!」



隊「女・・・なのに?」



頭のなかでなんかが切れた。



「女だと思ってなめてんじゃねーぞ!バーカ!」



隊「あぁっ!警察にバカって言ったなぁ?!もう一回言ってみろ!」



「何度でも言ってあげるわよ!バーカ!!」



?「何怒鳴りあってんだ?何があった。」



不意に屯所前の扉が開いた。


隊「副長殿!入隊希望者です!」



副「入隊希望者だぁ?女じゃねーか。」



「だから、女だからって役に立たないとでも?!」


副「ここのこと、分かって言ってんのかよ」


「えぇ。でなきゃ、こんな物騒なこと来ませんって」


副「じゃ、なんで希望した?」


「もっと・・・強くなりたいんです。いいえ・・・
ならなくてはいけないんです」


副「・・・・相談するから来い。」


隊「副長!」


副「仕事!」


隊「はいっ!」


入るのにまで時間はかかったが、


やっと、一歩歩み出せた気がする。
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