■□双子@□■

□〜前途多難な恋愛事情〜
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愛と青春の日々
〜前途多難な恋愛事情〜


 かったるい昼下がり。教室を抜け出して屋上で寝転がってたら、屋上のドアが開く音がした。

「き・は・や♪」

 続いて聞こえてきたのは甘ったるい声。気だるく起き上がって振り返ると1コ歳上の『ミカ』がいた。

「…なんか用?」

「つめたーい! 授業サボって会いに来てあげたのに。ね、あそぼ?」

 ミカはそう言うと俺の首に腕を絡ませて甘えてきた。つか、会いに来てなんて頼んでないぞ?

「遊ばない。俺は今から昼寝の時間なの」

 俺はミカの腕を払うと、再び寝転がった。

「んじゃ、私も寝ちゃお」

 …マジかよ?
 ミカは躊躇いもなく俺の隣に寝そべる。

 まぁいいや、俺は寝るぞ。

 そして俺はそのまま意識を手放した。





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