無限の守護神の鮮明な物語

□プロローグ
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ひろきSaid


『ここは…何処だ?』


何か大きな穴に落ちたらボロボロの室内に倒れており辺りを見渡すと二人の女性が戦っていた。

黒服を着た女性が白服を着た女性の背後に回り、握った拳を振りかぶろうとしていたので



『神流歩法術神速!!』



空気を連続で蹴り

黒い服の女性と白い服の女性との間に入り…



パシッ!



なんとかその拳を止めた。



「くっ!」

『・・・・』


間一髪間に合ったが黒服を着た女性は俺の手を弾いて地面に降りた。


『あ、どうやって降りよう。』


俺は考えなしにここまで来たので地面落ちけてた所を白服を着た女性に助けられた。


「大丈夫?」

『あ、はい』


大丈夫と言われたので大丈夫と答えていたらもう地面に足がつく高さまで降りていた。


「良かった。ここは危ないから下がってて」


俺は一様その指示を聞き後ろに下がった。



白服を着た女性は俺を下ろすと黒い服を着た女性と向き合った。

黒服を着た女性は独り言かのように喋りだした。

「わかったの私…もうずっと昔の人のコピーで…なのはマ…なのはさんもフェイトさんも、ホントのママじゃないんだよね」

黒服女性の声は寂しそうに聞こえた。

何より

『(どうゆうことだ?
白服を着た女性の事をママと言おうとしていたよな?
でも、年齢が合わないんじゃあ…)』


キーンッ!


『ッ!?』

俺はいきなり頭が痛くなり痛みが消えた頃には


『へん…しん…魔法…?』

その言葉を口にしていた。


どうやら‘また記憶の一部’が戻ってきた。

『(今回戻ってきたのは魔法と俺の相棒事と無限の守護神?なんじゃこれ?)』

考えていると黒服の女性の話がどんどん進んでいた。

「この艦を飛ばすための...ただの鍵で、玉座を守るただの兵器」

「違うよ」

「ホントのママなんて、元からいないの…守ってくれて、魔法のデータ収集させてくれる人を探してただけ」

「違うよ!」

「ちがわない!」


涙を流す黒服の女性

「悲しも、痛いのも、全部偽物の作りモノ…私には帰る場所もない、いちゃいけない存在!」




『馬鹿野郎!!』


俺はいつの間にか大声で黒服の女性に怒鳴っていた。


「へっ?」

「えっ?」

二人の女性は唖然とした表情で俺を見ていた。

俺は白服の女性の隣まで行き黒服の女性を真っ直ぐ見て

『あんた名前は』

「ヴィ、ヴィヴィオ」

『んじゃヴィヴィオ一つ言ってやる、生きてる人間にな…いちゃいけない存在ない!』

俺が怒鳴ると今度は黒服の女性もといヴィヴィオが怒鳴るように

「あなたに何が分かるの!?私は昔の人のコピーで普通の産まれ方をしていないの!?だからいちゃいけ――」

『いちゃいけないって誰が言った!神は?悪魔か?昔の人か?それにお前の居場所はお前の目の前にあるだろ!』

と言い俺は白服の女性を指で指した。

「!」

そしてヴィヴィオは白服の女性を見て白服の女性も

「そうだよヴィヴィオ、生まれ方は違っても今のヴィヴィオはそうやって泣いているヴィヴィオは偽物でも作り物でもないんだよ」

「!」

「甘えん坊ですぐ泣くのも、転んでも一人じゃ起き上がれないのも、ピーマン嫌いなのも…私が寂しい時、良い子ってしてくれるのも…私の大事なヴィヴィオだよ」


白服の女性の言葉はヴィヴィオのことを本当に大切と思っている事が分かる。

「私は…ヴィヴィオの本当のママじゃないけど」

そこで、白服の女性は一歩前に進み、ヴィヴィオは後ろに一歩下がる。

「これから、本当のママになっていけるように努力する」

白服の女性はまた一歩とヴィヴィオに近づいていく、またヴィヴィオも一歩下がる。

「だから!いちゃいけない子だなんて…言わないで!ホントの気持ち、ママに教えて?」

「私は…」

ヴィヴィオはまだ一歩踏み出せないので…

『ヴィヴィオ…』

「あなたは…」

『もし、まだ迷っているなら、俺も!お前の居場所になる!』

俺は白服の女性の隣に行き

『だから!迷うな!本当の、ありのままの気持ちを言え!ヴィヴィオ!』

「あなたは…一体何者?」

『神道 ひろき、通りすがりの無限の守護神だ!覚えときな!』

「教えてヴィヴィオ、ヴィヴィオの本当の気持ちを!」

白い服の女性が言ったあとにヴィヴィオの口が開いた。

「私は…なのはママの事が、大好き」

白服の女性もヴィヴィオも涙を流していた。

「ママとずっと一緒に居たい!」

ヴィヴィオは白服の女性もといなのはさん?から俺の方を向き

「ひろきくんも一緒に居てくれる?」

俺のにも聞いてきたので俺は笑顔で

『おう!居るよ一緒に』

ヴィヴィオは俺となのはさんに伝える


「ママ、ひろきくん…助けて!」

「『助けるぞ!(よ!)』」

「『何時だって!どんな時だって!』」

さぁ、助けますか!
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