テニスとマフィア

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敬香視点



『んー思ったより狭いなこの島』

この島は少し前まで人が住んでいたが全員追い出したようだ。

『さて…』

一番最初に安全を確保しておきたいのは女子のグループだ
拳銃ならともかくショットガンとかなんてとてもじゃないが重くて持てない。
それに…

『全員甘い』

殺しするぐらいなら死のうとか殺されるとか
絶対馬鹿な事を考える。

まぁ、私みたいに汚れないって事だ

次の問題は…

『このゲームに乗っている奴を止めなければ…』

多少の犠牲はもうすぐでるだろう
間近に死を感じる今生き残るためにはなんでもする仲間でも殺すって奴は
必ず出てくる。

特に注意なのは…

『切原赤也、幸村精一、不二周助…』

この3人は早めに見つけて止めないと

はぁーとため息をつくと並盛の校歌が流れてきた

いい曲だと思いつつiPhone5を開くとリボーンからメールが来ていた

内容は…


――――――――

件名、ちゃおっす

本文 これが   の   だ。

――――――――


『さすがアルコバレーノ仕事が早い。』

ニヤっと笑うとiPhone5をしまい
気配を元に歩き出そうとしたその瞬間…


バンッ―…

『!?』

聞きなれた乾いた音

『銃声…誰だ…』

西の方から聞こえてきた。

『とりあえず早く行かないと』

銃を手に持ち器用に木と木を渡っていく。







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