テニスとマフィア

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急いで気配の物まで行き
気配を消し、様子を伺う。

そこは…


「いやー本当は瑠来先輩達には生きててもらいたいんですがー」

切原赤也が女の子グループに向けて銃口を向けていた。

切原赤也の武器はあたりか…

だったらなおさら厄介だ

と、ここで

「赤也はこのくだらないゲームに乗ってるの!?」

立海マネージャ鈴木瑠来が涙を流しながら叫ぶ

泣いている鈴木瑠来とは反対に切原赤也は…

「もちろんっすよー生き残るためにはみんなを殺すしかないんですからー」

無表情で言う

「そんな…」

泣き崩れる鈴木瑠来

「瑠来ちゃん!」

「切原くんがそんな最低な人だとは思いませんでした」

「いくらでもいいな林田李桃先輩


さて、終わらせましょう」

ニヤリを笑い引き金を引く


バン―


バン―


カンッ


「「「「!!??」」」」

『おっと、遊びはここまでだよ
切原赤也くん?』

切原赤也と李桃達を切り離すように間に入る敬香

敬香は赤也が打った弾を自分が発泡した弾で弾を撃ち落とした。

こんな高度な技術を普通の女ができるわけ
前にいる女に恐れを感じるみんな。

それを知ってか知らずか

敬香は、切原赤也に銃口と殺意を向ける。

『これ以上打つだというなら私は君を殺さないと行けない。
今なら逃げること仲直りする事も可能だがどうする?』

クスと妖艶な笑みで笑う。

「くっ…覚えとけよ…!」

切原赤也はその場を逃げるように森の中を走っていった。






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