テニスとマフィア

□8
1ページ/2ページ




敬香視点

あの家を離れてとりあえず誰か適当に誰かを探すことにした。


『できればこのゲームに乗ってない人がいんだけどなー』

乗っている奴に捕まったらそれは面倒。

周りを警戒しながら歩いていると

殺気と2人の気配…

多分1人は乗っている奴で1人は乗ってない奴だろ。

『とりあえず急ごう』








「あーん?お前が樺地殺したんだろ?」

「そう思いたいなら思っとけば」


いきなりすぎる。

跡部景吾が丸井ブン太を殺そうとしている場面。


「だったら死んでもらうぜ」

「どーぞ」

『いやいや待てよ』

突っ込まずにはいられなかった


「あーん?お前誰だ
もしかしてお前が樺地殺したんだろ?」

あの冷静沈着な跡部景吾はどこに消えた。

冷静のひと欠片もないじゃん

あの樺地崇弘を殺されてそうとうあれなんだな限界ってか理性が切れたか

だったら…

『逃げるが勝ちだな』

「「!!??」」

私は丸井ブン太の手を引っ張って走る。

「まて!」

跡部景吾は逃がすまいかとおってくる。

つか、

『しっかり走れよお前』

ほぼ私が引っ張っている状態こんなんじゃすぐに跡部景吾に追いつかれる。

「別にここで殺されていい…」

丸井ブン太の目には涙が溜まっていた。

なるほどジャッカル桑原が死んだことのショックで立ち直れないのか
だがここで殺すわけには行かない

舌打ちをすると

丸井ブン太を片手で抱いて逃げる。

「おい!離せ!」

いきなりすぎてついていけないようだが
今は逃げることが最優先だ。

『ここで死なれては困るから生かすんだよ
とりあえずおとなしくしとけ』

さて、これでにげれr…〜な〜みも〜り〜

…………どうせリボーンか

逃げるスピート弱めず電話に出る。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ