モブ子

□モブ子の平和?な日常
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あの告白から一週間後。

緑間くんは私をとても毛嫌いして、睨んでくるばかりでした。


だがしかーし!
ある日ばったり図書室で遭遇★
テンション変わりすぎって?細かいことは気にしちゃいけませんっ!

私はあの時焦りまくりでしたよー。
おぅふ、緑間くんだ....また睨まれるぞ!?みたいな。

だけどびっくり緑間くんが持っている本を見てこ、これは....!ってなったの。


「あ、それ.....」

「!?知っているのか。」

「私、その作者さん好きなんだ。緑間くんも好きなの?」

「ふん。その作者のことが分かるとは見かけによらず読書家だな。」

「私、“星屑の涙”が一番好きなんだ。」

「あぁ、俺もそれはかなり好きな部類に入るな。」



とまぁこんな感じに盛り上がっていたのですよ!
しかもその小説っていうのが....皆様の好きな.......そうホモ!!
まさか緑間くんが...とか思ってたら

『少し興味が湧いただけなのだよ。』

だってーー!もうマジ可愛い!
きっと高尾くんのことで悩みに悩んだ挙げ句ちょっと興味が出てきちゃったんだろーなーーー。
ツンデレごちそうさまですぅぅ。
赤く染まるその頬を高尾くんは毎日見てるんですね!ちくしょう羨ましい!!


そこでついぽろっと

「可愛い....」

とか口から出ちゃって。そしたら

「高尾と同じことを言うな!」

なんですか。なんなんですか。惚気ですか。そうですか。
えぇ悔しいなんて思ってません。本当です。
聞けただけで満足なんですよおぉぉ!!


それからちょくちょく話していくうちに仲良くなることができました。
めでたしめでたし★


そういえは“星屑の涙”って2人が主人公みたいなお話だなぁ....
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