あか恋 II【黒バス】

□第 W 話
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クーラーから出る冷たい風が体を冷やしていった 私はベッドに横たわり黒子くんにもらったメモを眺めていた

メモのは赤司くんの番号がかかれている 私の大好きな人の番号が―――

すぐにでも電話したい気持ちがあるが、それよりも電話をする勇気がでなかった

(電話なんてできないよ・・・)

この前赤司くんの胸の中で泣きじゃくりながらスキになってもいいかと聞いた、赤司 くんはもちろんだと言ってくれて

それから赤司くんに合うのが気まずくなった・・・ 後悔している訳ではない

ただ、恥ずかしさがあった

貴方「・・・・やっぱり無理っ!!・・・明日電話する・・・」

そう心に決めて私は布団を勢いよくかぶった

空には珍しく星が煌めいていた ―――― ―‐‐

朝、いつものように学校へ登校した

赤司くんのメモを持って――

授業中はずっとうわの空だった ノートの上でメモをちらつかせていると授業が終わってしまいあっという間にお昼に なっていた

杏子と昼食をすませた私は一人屋上に来ていた 屋上には数人の生徒が楽しくおしゃべりしていた

ポケットからメモを取り出すと、書いてある番号を携帯にうってみた

やはり通話ボタンは押せなかった――

生徒「うわぁ!!!!」

いきなり一人の生徒が大声をあげた 友達ど遊んでいるうちに大声になってしまったのだろう

私はびっくりした反動で通話ボタンを押してしまった 慌てて切ったが3コールした後にきってしまった

案の定赤司くんは折り返し電話をしてきたため出るしかなかった

貴方「・・・・もしもし」

赤司「やっぱり君だったんだね(笑」

貴方「すみません・・・かけるつもりじゃなくて」

赤司「いや・・・いいよ、丁度君に用事があってね」

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