黄色王子と天然天使。

□第4羽 海常高校バスケ部
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どっどうしよう…


私まで囲まれて…


今日は人数分のお菓子持って来てないのに!(そこなのか)


私が悩んでいる間にも涼君は質問攻め


そんな中




「あれ、この子は?」




私にツッコんだ人がいた


そして一斉に視線が私に向けられる




『えと…あの…スミマセン!!』


「「「「…は?」」」」




あれ?なんか悪いこと言ったかな?


みんななんで?みたいな顔してる(そりゃそうだ)




「あの、何がっスか?」


『何がって…全員分のお菓子は流石にないから…』


「「「「…は?」」」」




あれ?また振り出しに戻ったのかな?


なんでだろ?




「…はぁ。あ、この子は帝光出身でバスケ部マネージャーだったんスよ!」


「マジかよ!」


『え!?違いますよ!手伝いだけで…』




また勝手に…


私そんな立派なことやってなかったのに〜…




「手伝いって言っても毎日来てたじゃないスか!」


『だってさつき大変そうだし〜ちょっとしかやってなかったし』


「いやいやめちゃくちゃやってたっスよ!
仕事全部覚えてるし!!」


『慣れだね〜』


「ならここでも出来るっスよね?」


『いや、私部活入らな「ちょっと待ってくれ」


『はい?』




私達の会話を止めたのは小堀先輩




「本当に部活入る気がないのか?」


『はい』




私は即答した
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