黄色王子と天然天使。
□第4羽 海常高校バスケ部
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「なんでなんだ」
『それは…』
「「「「それは…!?」」」」
『お菓子を食べるためです!!』
「「「「お菓子!?」」」」
『そうです!私、高校からこっちに来て神奈川の美味しいお菓子のお店巡りがまだ出来てないんですよ〜…これはもう放課後と休みはお菓子店巡りしたいので部活入る気はないんです!』
あ、結構いっぺんにしゃべっちゃったかも
でも理由は分かってくれたよね?
「そう思ってるところ悪いが
この学校は部活強制だぞ?」
『…はい?』
部活が…強制…?
『そっそんなの聞いてないです!!』
「暗黙の了解ってやつでな」
『そっ』
そんなぁああああ…
私の夢のデザートライフが…
「ということでだ。バスケ部のマネージャーをやらないか?」
『え…』