黄色王子と天然天使。
□第4羽 海常高校バスケ部
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小堀先輩までそんなことを!?
「この部はマネージャーが不足しててな。お前は仕事は出来るし何より帝光バスケ部を見てきたお前なマネージャーになってほしいんだ…なにより」
『なにより?』
「笠松が普通に会話できていたんだ!」
「そこなんスか!?」
「「「「「大事なとこなんだよ!!!」」」」」
「お前ら…由来、マネージャーを引き受けてくれないか?」
笠松先輩の顔は真剣だった
こんな風に言われるなんて…
「俺も入ってほしいな」
そう言ったのはサラサラな髪の人
「森山…」
森山先輩…ね
「ちゃんと仕事しそうだし、なにより…可愛いからね!」
「関係ねーだろ!」
そう言って笠松先輩は森山先輩をしばいた
痛そうだな〜…
『う〜ん…』
なんか入ろうかなって気になってたけど…どうしよう…
お菓子…
「…そうだ!由来っち!!」
『なに?』
「バスケ部に入ってくれたら、週二で俺がお菓子を奢るっス!」
「「「「は!?」」」」
そんなんでノるわけが…
と思った全員の期待を
『本当に!?』
裏切った