01/07の日記

02:08
『愛に散る二つの華』※作品紹介
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― 闇より生まれし憐れな双子




「イグはね、イグノランスっていうの!」


「僕はフレアといいます」




― 知られざる二つの罪



【才識】 と 【無知】



― 対となる罪を背負う二人




    「フレアは、イグのだもん!」

「僕達の絆は、なくなったりしませんよ」

  「むかつく」

        「お兄様、お姉様」

「おチビちゃん」

         「イグは私達が―」

      「お前、その刺青!」

「僕は、人柱を守る」

         「よくも、フレアを…!!」

   「あの子、"無知"なんだ…」

       「イグ、落ち着きなさい」

「フレア、ずっと…一緒に」

   「なんで、どうしてなんだよ!!」

 「"知ること"は、必ずしも幸せではありません」

「あ"あ"ああぁぁぁぁ!!!!!!」

    「エンヴィーお兄様…」




― 残酷な運命は、華の命を奪う




「ごめんなさい…エンヴィー、おに…さ、ま…」


「フレア、今…いくからね」


「畜生…ちくしょおおおおぉぉぉ!!!!」




― 兄弟は、願う




― 少女達の来世が、幸せなものであることを




「ほんと、馬鹿じゃない?…あんなチビ助に、"嫉妬"するなんて…」


《お兄様!エンヴィーお兄様…!!》


「ほんと、羨ましいよ。アイツと一緒に……死ねるなんてさ」




― "嫉妬"は笑う




― 無くした少女の、想いを胸に




《好きだったよ…バイバイ》





『鋼の錬金術師』長編夢小説
【愛に散る二つの華】―連載中―






    ―今、二つの華が散る―


 

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