hope to world

□ハンター試験編×出会い
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「俺、ゴンっ!君は?」

「つむです。」

「あのさ、一緒に行こうよ!試験会場!場所分からないでしょ?」
「いや、うん、まあ。はい。」

すごく、突拍子もないことを言う子だなと思った。
しかも、その言葉には純粋以外のものは含まれてない。
イコール天然?
それもどうかと思うけど。

「ね、いいでしょ!」

何が「ね、」なのか分からない。
すると、ドダドダとすごい音がして振り返ると、すごい数のモンスターを連れて、金髪の男の子とおじさん?かな。
スピードをあげてやってきた。

「ゴーーーンっ!!」

「ち、うっとうしいな。」

え、まさかのこっちに来るパターンですか?
え、え、えぇえぇえええぇぇえ!?

「あ、クラピカー!おじさーん!」

「誰がおじさんだ!レオリオじゃ、ボケぇ!!」

うん、そんな事ほんとにどうでもいいと思う。
心底思う。
まずは、後ろの何かしよーよ。

「ちょ、クラピカ、まじでどうする?!後ろのやつ。」

「うっとおしいが、簡単に生物を殺めてはならないだろう。我慢しろ。」

「我慢しろったってもなあ…。」

うん、分かるよ。
言いたい事すごく分かる。

「大体何百匹いるんだよおおおっ!」

「150匹くらいじゃない?」

「ゴン、てめえ、もともとはお前がさきさき行くからなあ…。」

うーん、これはまずいよね。
すぐさま退治しなきゃなんないよね…。
うーん。



………、あ!

「ゴン、ちょっと下がっててください。」

「え?」
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