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mainに書くかもしれないネタ、日常。
◆no title
降り積もった雪が少しとけた頃、黄瀬はやって来た。いつもは彼の来訪を楽しみにするが、今回はそうは思えない。娘と引き離される時がとうとう来てしまったのだから。何も知らない娘は純粋に父親と会えることを待ち遠しく思っていて、そのはしゃぎようを見るとまた泣きたくなった。
黄瀬は、自分が断ったら無理に娘を引き取ろうとはしない。断っておけばよかった。そう思うが今さらだ。
赤司が己の部屋で一人後悔に潰れそうになっている頃、黄瀬は娘と対面していた。赤司からもらった赤の髪、自分が送った瞳の黄色。そして、赤司と黄瀬の両方から譲られた美しさは珠のようだ。やっぱり俺と赤司っちの縁は深いっす、と一人ほくほくする。が、何より愛する我が子と引き離され、他人に預ける赤司の気持ちを思うと辛かった。
「赤司っち、やっぱり後悔してるっすか？」
「後悔することほど無駄なことはない。するとしたら反省だ」
「……辛いなら、赤司っちも都に来たらいいっす。他の奴らから、絶対俺が守るから」
「僕は行かないと言っただろう。身分不相応だ」
その日の夜、赤司と黄瀬は褥で言葉を交わしていた。小さな土地の主である赤司の身分では宮廷には暮らせない。大体、黄瀬が他に愛する者は女ばかりだ。男の自分が行けるはずがない。娘にまで風が当たる。
彼が自分一人だけを愛してくれればいいのに、と欲深く思う。愛してもらえているだけで有難く思わないといけないのに。
「赤司っちさえいてくれれば他の娘がいなくてもいいっす」
「は、馬鹿だな。博愛主義はどうした」
「本当のことっすよ」
「…………僕はね。あの子が、僕みたいに取るに足らない身分としてではなく扱ってもらえたら、それだけで嬉しいんだよ……」
不自由なく、明るく、幸せに過ごしてくれたらそれでいい。
そうは言うものの堪えきれず顔が歪む。相変わらず涙だけは流さないよう我慢しきれた。黄瀬の指が、乾いた目尻を拭う。夜明けは近かった。
＊ ＊ ＊
翌朝、赤司自らは娘を抱いて牛車が停まっている場所へ歩いた。久しぶりに会えた父と車に乗れる、と娘は無邪気に喜び、急いで牛車に乗る。そして赤司の袖を掴み、可愛らしい声で、
「おかあさまも、おのりになってください」
と引き寄せようとする。
自分と当分会えないと知ればこの子はどう思うだろう。泣くに違いない、悲しむに違いない。自惚れでも何でもなくそう思う。
想像するだけで胸が潰れるようで、自分が元から胸が割けそうなくらい辛いのもあって、胸が壊れてしまいそうだ。赤司は途切れ途切れに別れを惜しむ言葉を吐く。しかしそれも言い切れず、嗚咽のような声はとけた雪で濡れる地面に落ちた。
2013/10/24(Thu) 21:45
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◆no title
今日は休校でした〜！ 台風すごいですね……。休校じゃない弟を優越感？ に浸りながら見送りました。
というわけでアニメ観まくりました、ハイ。今期のアニメは面白いの多いです。その中の一つがすごく好きで、前放送したもののリメイクだと聞いたので今日を使ってＰＣで観ました〜。キャラの見た目が若干違ったり一話目から話が全然違ったり、でもやっぱり面白かったです。漫画買いたいけれどお金がない。
2013/10/16(Wed) 19:56
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◆no title
試験終わったーーー二つの意味で。
行くの面倒臭すぎて昨日は現実逃避に小説書こう……として失敗しました。スランプ並みに書けなかった。
取り敢えず、やっと終わって一息つけますー。落ちてたらまた別の試験受けなきゃですがそこはまあ考えずに。
2013/10/13(Sun) 11:55
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◆no title
風邪ひきました……季節の変わり目だわ家族連がひいたわで、ひかない方が難しいかもしれませんが。
というわけで風邪ネタを思いついたんですが、やっぱり好きな人がいた方が想像しやすそうです。熱でだるくても好きな人話すのは平気なのか、平気じゃないけど話したいのか、話したくないのかとか。というわけで好きな人ほしいですよ年頃だもの！
そういえば額冷やしても気持ちいいだけで熱は下がらないんですね……初めて知りました。。
2013/10/02(Wed) 00:36
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◆no title
友達と一日中遊んだり、オープンキャンパス行ったり、BBQからのプールへ行ったりで、ここ三日は珍しく忙しかったです〜。
今日の夕方に筋肉痛が来たので老化したかとビビっています。。今まではその日のうちに来たのに……。
ジジヌキの手札がジョーカー、２、３、４、５、６、７、８、９、１０、Ｊ、Ｑ、Ｋだったので笑うしかない。
2013/08/26(Mon) 19:59
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◆no title
最近朝に犬の散歩するから生活が規則正しくなってます。以前は明け方に寝て昼過ぎに起きていたのに、今は一時前に就寝、七時前に起床。すごいですコレ、自分で感動しました……っ。これまでの夏休みでは「夏休みの生活表」とかの親のコメントに「規則正しい生活をしましょう」と毎回書かれましたが。今回は書かれない！ なのに今年は夏休みの生活表的なものがない！
2013/08/23(Fri) 00:34
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◆犬を飼っていた話
・犬死にます注意です
昔、犬を飼っていたんだ。四つの誕生日に父からもらった。生まれて一ヶ月の犬だ。小型犬で、フサフサの毛で、くりくりの目で。口を開くと笑っているように見えた。話しかけるとよく首をかしげたな。喉を撫でられるのが特に好きだったみたいで、背中を撫でたらすぐに仰向けにひっくり返った。オレが幼稚園から帰ると「おかえり」って言うみたいにケージの中でピョンピョン跳ねたよ。無言で。――ああ、吠えないよう躾けていたからな。
世話は全部オレがした。食事も散歩も躾もトイレも。頭のいい子で、教えたことをすぐに呑みこんだ。
オレはあの子が大好きだった。オレより早くに死んでしまうだろうと分かっていたから、あの子を可愛いと思うと同時に悲しかった。すぐに死んでしまうから、たくさん幸せにしてやりたいと思っていた。……ん？ ああ、まあ確かに、四歳児にしては大人びた考えかもな。
あの子を可愛がって可愛がって、十何年くらい先の別れを怖がりながらも幸せだった。けどな、あの子は結局、一年くらいで死んでしまったよ。
父に噛みついたんだ。オレが止めろと言っても唸って吠えて噛みついて。あの子がオレに逆らったのは、アレが最初で、最後だ。手を噛まれたままの父が壁に叩きつけたら動かなくなった。
だから、言うことを聞かない犬は嫌いなんだ。
だから、お前をオレの犬にはしない。今は何でも言うことを聞いているが、いつか聞かなくなるかもしれないから。
――だから、諦めろ。
＊ ＊ ＊
お相手は紫原か黄瀬辺りかと。赤司様の犬になりたいけど断られた話。相変わらず捏造甚だしい。犬の毛色目の色は相手の髪色目の色で。紫の毛ェ……。
実はお相手さん、赤司の死んじゃった愛犬で、赤司の傍にいたくて人間になって戻ってきました、っていうのもアリ。
私自身犬を飼っているので書いていて相当アレだったんですが、書きたかったんです……！
取り敢えずショタ赤司様かわいい。
2013/08/20(Tue) 07:25
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◆神ない
日本史の勉強が……平安終わり辺りからきつい……。
人物多すぎだー。名前似すぎだー。清衡とか基衡とか秀衡とか、頼義とか義家とか義親とか！
勉強のこととなると愚痴ばかりになるからダメですね！ 他の話……他ジャンルで失礼しますが。
「神さまのいない日曜日」という本が大好きで大好きで、アニメ化だひゃっほーい、とはしゃいでいたら、原作はしょられすぎてて……うう。でもやっぱり面白いです！ 絵が綺麗だしOP格好いいし！ 喜多村さんですよ！ ……ごほん。一巻発売時から買い続けて思い入れが。OPの歌詞が結構登場人物に当てはまっているように思えて切ないです。
一巻は普通に面白いな、って思ったのに、巻数重ねる度にどんどん面白くなっていって。次巻がついに最終巻らしくて寂しい。ここまで展開にのめり込んだのも、登場人物に感情を揺さぶられたのも久しぶりで……。感情移入、とはまた違うんですよね……。
2013/08/15(Thu) 23:22
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◆no title
短編にミスを発見したので訂正＆報告を。「秋色プール」にいないはずの黄瀬がいたので直しました。これ、以前に指摘いただいて直したと思ったらまだあった……。すみません。
そして題名恥ずかしい。どんな題名も自分で決めたやつは恥ずかしいです。。
2013/08/09(Fri) 00:12
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◆no title
今更ですがナツコミで黒バスミニポスター手にいれました〜。１〜２２巻についてくるアレです。全八種ですが手に入ったのは五種類で、キセキ＋黒子−緑間。緑間ごめんよ…。
「
巻は二種類あるのですが」と店員さんに言われてパニクって黄瀬を選んで、次の日他の巻を買いにいったら黄瀬がまた付いてきて。もちろん黄瀬君好きですが、緑間選んどけば良かった、左手で財布持ってりゃ良かった（空いてる左手で反射で左側にあった黄瀬指した）と後悔が…。
赤司のは無事に手に入りましたやっふい！ 黄瀬・黒子・紫原が二枚ずつになっちゃったので、それぞれを特に好きな友人達に受け取ってもらえないか持ちかけたい。。
2013/08/08(Thu) 17:59
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