妖怪ヒーローアカデミア

□5話
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フゥ2の説明は私には少し難しかった。だから私が大きくなって理解出来るようになるまでよく話してくれた事はここで話しておく。



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説明が終わり、私は今まで貰ったメダルをフゥ2達に見せていた。

「凄い!レジェンド妖怪もある!!」

「ニャニャッ!?宝石ニャンコンプしてるニャン!」

「古典妖怪先輩もいるじゃないですかー!!!」

『??』

レジェンド妖怪はある程度妖怪メダルを集めないと手に入らない。
宝石ニャンとはダイヤニャンやサファイヤニャンなど、宝石が元になった猫妖怪の事だ。
古典妖怪は昔から云い伝えられている河童や座敷わらしなどの妖怪だ。

「そうだ!オレの妖怪辞典をあげるよ。」

フゥ2が大きい本を何処からか取り出す。本の中身は文字などなく、円い窪みが沢山ある。

「ここにメダルを嵌めるんだ。」

フゥ2が持っていたメダルを一枚窪みに入れる。

「辞典は家に置いといて、普段は6枚くらいポケットにでも入れて持ち歩けばいいよ。」

フゥ2がそう言うので、適当に近くにあったメダルを6枚ポケットに入れた。

「まあ、私が付いて回るので妖怪ウォッチを使う機会なんてありませんがね!」

「ウィスパーが付いたところで役に立たないニャンよ。」

「なんですとーっ!!?」

今日から私の家には3人の家族が増えたのだった。




H29.11.21
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