狩人×OP
□2.5.釣り上げた二人は異世界人でした。
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思っていた以上に続いたので2.5
という形で書かせて頂きます。
といってもこっちのページは激短です……。
簡単に前編・後編と思って下さい(笑)
チョッパーと呼ばれていた……アレ何だ?鹿か?まぁいいや。
が出て行くのを見ていたら、ナミと言うらしい。女の人に話かけてきた。
「キルア君達はどうして海で溺れてたの?」
「そのこと何だけど、俺もいまいち良く分かってなかったんだけどさ、多分だけど俺達……つまり、俺とアルカはもしかした異世界から来たんじやないかと思うんだよね。」
「異世界!?ちょっと待って、そんな事有り得るの?」
「まだ本当かは俺にも分からないけど…【バンっ】」
その後に続く筈だった言葉は勢いよくドアを開いた人物によって遮られ。
その話を遮った張本人はキルアに向かって頭突きに近い勢いで抱きついた。
「お兄ちゃん目が目覚めたんだね!!」
「うぉっ?!……アルカ?」
「アルカね、お兄ちゃんが寝ている間イイコにしてたんだよ!」
イイコイイコしてー、とキルアにぎゅうぎゅう抱きくアルカを、キルアは顔を緩めて頭を撫でている。
その姿は、本当に普通の兄妹で見てて微笑ましい。
この雰囲気を崩すのは気が引けるが話が進まないので、さっきの話の続きをする為に声をかける事にした。
「キルア君……悪いけどさっきの話もっと詳しく教えてもらえる?」
『?』
キルア以外の皆の頭に?が浮かんでいるのが分かる。
ナミの言いたい事を理解したキルアは本題に入る為にアルカを自分の隣に座らると、一味に向き直り話始めた。
「さっきこの人にも話たんだけど、今から話すことはまだ確信をもったわけじゃないけど、此処にいるアルカを含めた全員に聞いて欲しい。」
キルアの真剣な目を見て、一味の顔は皆キルアの方を向いて聞く体制に入り。
アルカもキルアのいつになく真剣なめんもちに何か感じとったのかじっと、見つめてキルアが話始めるのを待った。