狩人×OP
□3.目的地の前の寄り道
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留守番組side
チョッパー達が帰ってくる間暇で暇でしかたないルフィはキルアに質問攻め(?)というなの、暇つぶしを実行中。
「なぁーキルア」
「何?」
「アルカに聞いたんだけどよ〜オメーんとこの兄弟おっもしれぇー奴多いよな〜!」
「そう?普通ではないのは確かだけど面白い何て言われたの初めてなんだけど……やっぱアンタ変わってるよね。」
「そうかー?」
「うん、かなり。だって普通会ったばかりの奴船に乗せないよ。」
「まぁ、そういうとこルフィらいちゃらしいな。」
キルアの変わってる発言にルフィはどの辺が変わってるのか分かってないようだが、ルフィ以外皆自分の船長は変わり者であることを認めてはいるらしい。
しかも、本人は無自覚。
無自覚程恐ろしいものはないとキルアは思う。
「そういえばさ、次に行く所ってどんなとこなの?」
「あ、そいえば言ってなかったけ?シャボンディ諸島って言う島に行くつもりなの。」
「へぇ〜」
かんじんの目的地の場所を聞いていなかったので聞いてみると、どうやら彼等はシャボンディ諸島とかいう所にいくらしく。
名前を聞く限りシャボン玉的な何が有名何だろうか?とキルアは思案していた。
そんな風にキルアがシャボンディ諸島について思案していると、ルフィのまたの質問により途中で中断された。
「キルアんとこの世界ってどんな感じなんだ?」
「俺んとこの世界?」
おう!と言ってどんな世界なんだー?とまた聞いてきた。
彼の唐突な質問に少しビックリしたのは内緒だ。
「それは、俺も気になるな。」
「確かに気になります。」
「私も他の世界がどんな世界か聞いてみたいわね考古学者として。」
「他の世界の話なんてきけないしね!」
やはり自分達の住んでいる世界とは又違う世界というのは皆気になるようだ。
その証拠に何も言わないがサンジ、ナミ、ウソップ、ハチ、パッパグもこちらを見ている。
「まぁ、此処とは少し違うかな……。」
「どんな風に違うんだ?」
ルフィの質問にキルアは、うーんと唸り、例えばと再度話始めた。
「俺もここに来たばっかだしこの世界の建物とか知らないけど、船とかは木じゃなくて俺んとこの世界は鉄で出来てるんだよ。」
「すげーな……」
「一回でいいから見てみて〜」
鉄で出来た船に男性軍はかなり興味があるようだ。
「後飛行機とか車とかまぁ、こんな感じかな。」
「飛行機って何だ〜?」
フランキーの質問にキルアはあぁ、と言って質問に答えた。
「飛行機って言うのは簡単に言うと空を飛ぶ奴だよ。行くのに何時間も掛かるとこを、飛行機に乗るとそれより早く目的地に着くんだ。」
「かぁー、そらすげーな!」
ルフィとウソップとブルックは目を輝かせて乗ってみたいー!!と騒いでいる。のをナミに拳骨によって黙る事になる。
次は自分の番とばかりにキルアが一味に自分が思った事を言った。
「違ってたら申し訳ないけど、アンタ達ってさ、これは俺の感だけど海賊?後この世界って海に海賊とかがいっぱいんじゃない?」
「!…何で解ったの?私達海賊って言ってないわよね。」
ナミの言うとうり。彼等は一言も海賊何て言ってはいない。
なら、何故彼はこの短時間で、しかも今が大海賊時代だと解ったのか疑問に思っていた。
「最初はさ商船かと思ったんだけど。何か違うような気がするし、それに、アンタ達強そうだし、此処から北に1q位離れた所に海賊船が停船してるのに今ふと見たら気づいてさもしかしたら……って思ってね。今の反応から予想が確信に変わったよ。」
この子かなり感が良い、何より頭が良く切れる子だとナミは思った。
まぁ、だからどうって訳じゃないけど。と手を頭の後ろで組んだ体制でおどけてみせた。
少ししか共にいなかったのにこれだけのことが解ったキルアに感心していると、チョッパー達が入って行った島の方から悲鳴が聞こえてきた。
この事は今は後回しにし、一味は顔を見合わせると、悲鳴が聞こえた方に向かうことにした。