□No.60
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イリアの相手も、なかなか体格のいいお兄さん。


「うわぁ〜!イリアの相手も大きいね!」
「まぁ、あいつが小柄だしな。」


ゴンとキルアは観客席から、イリアの試合を見ていた。


「はじめ!」


レフリーが試合開始させると、イリアと間合いをつめてきた男。
イリアは動かなかった。

そして、


ドーン!!


ゴンのとき同様、イリアの相手はリングから吹っ飛ばされた。


「へぇ〜あいつにもあんな技があるとはね!やるじゃん!」


イリアは回し蹴りで相手を吹っ飛ばしたのだ。


「キミは50階に行きなさい。」


レフリーにそう言われ、イリアは2人の待つ観客席へ戻った。
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