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□No.77
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再生がおわりゴンは、テープの再生を止めた。
「さて!ごはん食べて、電脳ページの接続済ませちゃおう!」
「はやく済ませてね〜。退屈で死にそう。」
ゴンの言葉にイリアがそう言った。
ゴンとイリアは、降りて昼食をとろうと立ち上がった。
すると、
「おい!このテープ勝手に動いてるぞ!」
キルアに言われ、ゴンとイリアはラジカセを見た。
ラジカセは勝手に動き、テープを巻き戻していた。
最後まで巻き戻すと、次に録音をはじめた。
ジンが自分の声を消そうと、テープに念を込めていたのだろう。
途中、ゴンが停止ボタンを押したり、キルアがラジカセを壊そうとしたが、念でガードされていた。
録音したテープも同じだった。
「はぁーあ。全滅か。」
イリアは、2つのテープを見てため息をついた。