□No.34
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翌日、ゴンの200階クラス初戦が行われた。

サリイはキルアと一緒に観客席にいた。
観客席はほぼ満員で賑わっていた。


「キルアと久々に2人っきり〜!」


サリイがキルアにくっつきながら、嬉しそうに笑った。


「ちょ、離れろよ。」
「もう〜、相変わらずつれないな。あたしはこんなに嬉しいのに。」


サリイは拗ねて、キルアから少し離れた。


(ゴンも仲間だから大好きだけど、やっぱキルアは特別だなぁ〜。)


そんなことを考えていると、ついにゴンの初戦が始まった。


「な〜にあの人!?コマみたい……。」


サリイは初めて見た感想を言うと、ギドは早速自分の武器であるコマを取り出した。
見た目も、コマのような台座に体を乗せているが、武器もコマのようだ。


ギドは無数のコマをリングに投げた。
コマは回り続けゴンに攻撃して来る。

コマを喰らったゴンは、その場に倒れた。
念を覚えて間もないゴンは、コマの気配を読むと纒が疎かになるのだ。
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