□No.46
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翌日、ATMに行くとゴンの通帳には1億J入っていた。


「こんな大金、天空闘技場以来だね!」
「今度こそ大事に使わなきゃね!」


サリイはゴンの通帳を見て、0の数を数えていた。
天空闘技場以来の0の数に、思わずテンションが上がっていた。

ゴンのハンターライセンスを質に入れて借り入れた大金。
今度こそ失敗は許されない。

ゴンは慎重に行動しようと決めたが、まず最初に何をすればいいかわからなかった。


「まず、カタログを買わないとな。」


レオリオの助言で、4人はカタログを買いに行った。


「へぇ〜、これがカタログ!分厚いね。」
「全ての競売品が載ってるからな。」


カタログの分厚さにサリイが驚いていると、レオリオがカタログについて説明した。

カタログでは、どの競売品がいつ競りにかけられるか記されている。
そしてオークションの入場券もついてるのだ。価格は1200万J。

カタログを買った帰り競売市を通った。
キョロキョロしながら歩いてると、ゴンはある競売品に興味を示した。


「ゴン、それ欲しいの?」
「う〜ん。」


しゃがみながら競売品を見るゴンの隣にサリイはしゃがみこんだ。
ゴンが興味を示したのはナイフだった。


「おじさん、これって…。」
「欲しいならいくらで買いたいか書いといて。」


ゴンが売り手のおじさんに話しかけると、ゴンに見向きもせずにそう言った。
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