□No.50
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ゴン、キルア、サリイはレオリオと合流した。


「幻影旅団か?」
「あぁ、多分な。」


レオリオの問いかけにキルアが答えた。
鳴り止まない爆音や銃声、戦争のような音にパニックになる人々。
オークションが行われるセメタリービルから離れようと、どこかへ走り去る人々がたくさんいた。


「クラピカもいるのかな〜?」
「電話してみよっか!」


ゴンは携帯を取り出し、クラピカに電話をかけた。


「出るといいけど……。」
「あっ、もしもし!クラピカ?」


サリイが電話をかけるゴンを見ながらそうつぶやくと、ゴンな明るい声を出した。
やっとクラピカと繋がったのだ。


「今大丈夫?…………ちょっと待って!用件だけ言うから!」


ゴンの話し方からして、クラピカは忙しそうだ。
そして用件を言うと言ったゴンは、一呼吸置いてから話し始めた。


「オレとキルアとサリイ、旅団に会った。ってか捕まっちゃったんだけど……。」
「何を考えてるんだ!お前たちは!相手がどれだけ危険な連中か、わかってるのか!?」


ゴンがそこまで言うと、クラピカの怒鳴り声が携帯から漏れた。


「うわ〜、めちゃくちゃ怒ってるよ……。」
「代わって。」


サリイがクラピカの怒りに戸惑ってると、次はキルアが話し始めた。


「わかってたさ。わかってたつもりだったけど、会って痛感した。今のオレじゃ手も足も出ない。」


キルアは怒るクラピカに冷静に話した。
そしてクラピカの協力が必要だと話した。
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