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□No.59
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「「「「乾杯ーっ!!」」」」
選考会を終えたサリイたち3人は、レオリオと合流していた。
そして祝勝会と称し、4人は飲食店で食事をしていた。
レオリオは今日、故郷へ帰るようだ。
サリイたちも今日ヨークシンシティを発つ。
今日の午後5時にターセトル駅の中央口に集合となっていた。
サリイたちは合格者に配られた誓約書をレオリオに見せた。
「要約すると3つだな。」
1つ、負傷したり死んでも文句は言わない。
2つ、ゲーム内から持ち帰った物の所有権はバッテラにある。
3つ、ゲームクリアした者には500億の報酬を与える。
「これでいいなら、サインしてくれって契約書だ。」
レオリオがわかりやすく説明した。
「いいか?」
「うん!」
「あたしも。」
キルアの問いかけにゴンとサリイは頷き、3人は誓約書にサインした。
そして食事を終え4人は店を出た。
「じゃあ、オレそろそろ行くわ。」
レオリオはそう言うと、タクシーを拾おうとした。
「レオリオ、勉強頑張ってね!レオリオならいい先生になれるよ!」
サリイは笑顔でそう言った。