3
□No.63
4ページ/5ページ
「確かにすごく疲れる。」
ウイングは全て悟った。
「イリアさんは、自己流でオーラを引き起こし、発だけ行っていたのです。ただ自己流なので、オーラの量がかなり少ないですね。」
(これが、念だったの……?)
イリアは自分でも驚いた。
「また今度説明しますが、その人に合った系統があるのです。恐らくイリアさんの技は、その系統に合っていません。その結果かなりの疲労を感じます。なので、とりあえずその技は使わないで下さい。」
イリアは素直に頷いた。
オーラが引き出せてると言っても微量で、まだ体の中に残っている。
ウイングはゴン、キルア、イリアに背中を向けるよう言った。