□No.63
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「確かにすごく疲れる。」


ウイングは全て悟った。


「イリアさんは、自己流でオーラを引き起こし、発だけ行っていたのです。ただ自己流なので、オーラの量がかなり少ないですね。」

(これが、念だったの……?)


イリアは自分でも驚いた。


「また今度説明しますが、その人に合った系統があるのです。恐らくイリアさんの技は、その系統に合っていません。その結果かなりの疲労を感じます。なので、とりあえずその技は使わないで下さい。」


イリアは素直に頷いた。


オーラが引き出せてると言っても微量で、まだ体の中に残っている。

ウイングはゴン、キルア、イリアに背中を向けるよう言った。
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