□No.66
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「キミは毎日点を行ってますか?」
「うん、やってます。」


イリアは毎日欠かさず点を行っていた。
なぜウイングがそんなことを聞くのか不思議だった。


「イリア、早くしろよ。」


先にエレベーターに乗っていたキルアに急かされ、イリアはウイングから離れた。


観客席に着くと、超満員だった。

リングの真上にあるモニターには、カストロにインタビューしたときの映像が流れていた。


「この人がカストロ?普通にカッコイイね。」
「どんなゴリラかと思ったけど。」


カストロは誠実そうな武闘家だった。
ヒソカからポイントを奪ったという情報から、イリアもキルアもゴツい大男を想像していた。
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