□No.66
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その一方で、ヒソカVSカストロ戦を観戦したあと、キルアはゴンの個室にいた。


「そういえばさ、ウイングさんはどうしてイリアにあんなこと聞いたのかな?」


ゴンもイリアと同じで気になっていた。


「さぁな。あいつの心弱っちいから、点も弱いんじゃねぇの?」


キルアは、冗談のつもりで笑いながらそう行った。

しかし冗談をすぐ信じるゴンは、真剣な顔をしていた。


「でもイリアは、ちょっとだけどオーラ出てたし発も使ってたよ。しかも自己流で。」


ゴンの言葉に、キルアは少し黙ってから口を開いた。


「実はさ……。」
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