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□No.78
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ジン=フリークス
ヨークシンシティ
オークション
これだけわかれば、次の行き先は決まっていた。
「キルア、イリア、行こう！ヨークシンに！」
イリアもキルアも頷いた。
9月1日までまだ日はあるが、グリードアイランドの更なる情報を求め、イリアたちはヨークシンシティへ向かうことにした。
思い立ったが吉日、ってことで、早朝、3人は出発することにした。
ミトとゴンの祖母に見送られ、3人は出発した。
ミトはゴンだけでなく、キルアとイリアにも手紙を書くように言った。
そして、ゴンと一緒にまた遊びにおいで、と言ってくれた。
手紙を書く相手も、遊びに行く家もなかったイリアには、ミトの言葉がすごく胸に響いた。