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□No.41
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「まあ〜、これからも一緒に居れるし気長に待つよ!あたし先に寝ようっと、おやすみ!」
サリイは目を閉じ、眠りに着いた。
「サリイ、」
しばらくしてキルアがサリイを呼んだが既に熟睡していた。
「オレ、もっと強くなるから。なるべくはやく、お前に気持ちに応えるから。」
サリイにそう言うと、キルアも眠りについた。
「サリイ、起きて!サリイ!」
サリイは体を揺らされ目を覚ました。
眠い目をこすると、目の前にはゴンの姿があった。
「あっ、ゴン。おはよう……。」
「はやく起きてごはん食べないと、ミトさんに怒られちゃうよ。」
既にキルアも起きていた。
サリイも起き、3人と一緒に朝食をとった。
「そういえば昨日戻ってくるの遅かったね。」
サリイがゴンにそう言うと、ゴンは昨日片付けの後のことを話した。
ミトにゴンの父親、ジンの昔話を聞いていたようだ。
そしてゴンがハンターになったら渡してくれ、とジンがミトに預けていた物があった。
「それがこれ?」
「うん。」
サリイはゴンの部屋にある、箱のようなものを指差した。
「な〜にが入ってんだろね?」
サリイは箱をまじまじと見たり、振ってみたりしていた。