御本(短編)*総ちゃん*

□マイブルーブルーデイズ←sweetness later...
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準備室を後にして

廊下を・・・何故かムキになったようにズッカズッカツキススム。




同じクラスの総悟を好きになったら

毎日が大変なの。



それは本当に文字通り、彼の“一挙手一投足”に私は、“一喜一憂”しちゃって

毎日が恋色、恋模様、青春してる!

そんなとこにこんな噂・・・。


そりゃ大騒ぎってレベルじゃないの!



最初に私がその噂を聞いたのは1週間ぐらい前で、同じクラスの神楽ちゃんからだった。


『ネェ。季紅(キコ)、知ってるアルか?あそこで変なマスクつけて惰眠貪(だみんむさぼ)ってるアイツのウワサ。アタシにはちっともわかんないアルが、アイツめちゃくちゃモテルからって女の子トッカエヒッカエ遊んでるらしいアルヨ?マジサイテーネ!』

『え・・・・ウソ。』




聞いた瞬間からフリーズ。

信じられない・・・ってゆうか、


信ジタクナイ。



その日から恋色も恋模様も、私ん中はブルーブルーブルー。


かなり切なくて、息苦しい学校生活。

それでも負けないで毎日ちゃんと来ちゃうのは・・・・



やっぱり総悟が好きだから。

大好きだから。


カッコイイのはモチロンなんだけど、

結構、優しかったから。

あー見えて、バカとか無茶やってるばっかりじゃなくて

ちゃんと筋通ってることやったり、言ったりするんだから!




だから噂が信じられないってのもあって・・・

私は毎日来てるんだと思う。

真相を確かめる術(すべ)とタイミングを探してるの。







『あー・・・どうしよう。』


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