御本(長編)*宵待ち*
□《粗すじ兼お浚い》
1ページ/4ページ
この御本には、
長編《宵待ち》(傾向切甘)の
ここまでの《あらすじとおさらい》を併せて書かせていただきます。
以下、主人公お名前は変換できるようになっております♪
この御本は、全体の要(コンセプト)として
“梅(白梅)”と“鬼”と“宵(夜)”と
“燻(クユ)る=土方さんのその様と煙草の煙の雰囲気” を設定しています。
なるべく、情緒ある作品にしようと思って設定したものです。
宜しければ以下をご参照頂くと、より*宵待ち*が深くお楽しみ頂けるかと思います!!
作中それぞれを揶揄するものとして
主人公の例えには、
きっと昔、江戸の頃にも変わらず万人に愛されたであろう
【寒中に凛と咲きだす、白く華奢で儚く優しい…香り高きもの】の“梅(白梅)”を・・・
土方さんの例えには
やはり厳格で、だけど、だから不器用でぶっきら棒な“鬼”を・・・
“宵”は、働き者の2人がふと心を解(ホグ)す貴重な時間として・・・
“燻る”は、主にその行為で、土方さんの心情やまた時には2人の心情を情緒的に表現するものとして
随所によく散りばめて使っています。
登場人物など
この作中、安寿が深く関わるのは,
真選組主要4人の土方さん,総ちゃん,退くん,近藤さん。
そして銀ちゃんと安寿のお母さん(元花魁)でキワモノな旅館女将安奈。
※松平のとっつぁんと安寿の父親、それから“艶二郎なボンボン”の若旦那は、頻出しません。
※艶二郎とは、廓(クルワ)言葉で“自惚れ色ボケ男”といったような意味の隠語だと調べ及んでいます。
次ページ→三〜六話のあらすじ等