薄桜鬼:短編

□幼馴染み 〜土方side〜
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俺には大切な女がいる。

赤ん坊の頃から知っており正直ガキにしか見えない女だ。

恋愛対象になるわけのない女だ。



なのに俺は囚われた。

真っ直ぐな光を宿す漆黒の瞳に。

純粋過ぎる瞳で無邪気に慕われて……。

俺は身動きがとれなくなった。

よく見ると少女は女になりかけており不思議と危うい色気が出ている。

側にいて守りたい……。

そう願ったけど……






歳の差が邪魔してきたんだ。
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