Knife*

□いちごジャム 昌×健
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手を絡めて握ってニコニコする健。

夜の街。

二人で並んで歩く、健は俺の恋人。



『まーくん、今日もホテル行くでしょ❤?』

「まじかー?体力ねぇよ(笑)」



そう、今日はその前にMVの収録で俺はヘロヘロだった。
もう健を抱く体力は無かった。
でも、健はそんな俺を見て、悲しそうな顔をする。



そんな顔されたら、やるしかないじゃないですかぁ〜。

でも、俺は今日本当に疲れてて・・・泣。



「どうしたの健ちゃん?(笑)」

『僕、すごい楽しみにしてたんだよ?』

「何を?」



健は照れて”やだ、言わなーい”と言って俺の腕を引っ張る。



「俺は今日疲れてっからなぁ〜。」

『なんで〜?やだ!しようよっ❤!!』

「えぇ〜(泣)おじいちゃんだから無理だよぉ〜。」



健はそんな俺のことをじっと見つめる。
すねちゃった?俺は謝るセリフを準備してた。



『まーくん、僕とエッチしないっていうの?』

「ごめんって・・・もう眠たいし(笑)」





ムギューッ❤





夜の街の中、人通りの多い道で健は容赦なく抱きつく。
おいおい!人が見てるからやめなって!!!



「ばか!離せ!健っ!」

『だって、しないっていうんでしょう?(泣)』

「仕方ないじゃんかぁ。」

『まーくんの言うことぜーんぶ聞くよ!それでもダメ?』

「今日は無理!」




健はいきなり、俺のメガネをはずしたと思うと、
思いきり、ディープキスをしてきた。
俺は目を見開いてびっくりして、あわてて健を止めた。



「な!何やってんだよ!!!」

『だって、こっちはその気でいたんだもん!!!!
まーくんが悪いんだもん!!!!』
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