Knife*

□強くなれるよ 昌×准
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帰る途中。事務所から着信があった。
俺のせいじゃないのに連帯責任かよ!と
物凄くイライラした。

「はい、岡田です。」

もちろんお説教だ。遅刻したのはどこのどいつだよ!
イライラしながらも怒りを受け止めて
すいません、を連呼し続けた。

電話が済んで、無気力で家に帰る。
冷蔵庫に入ってる缶ビールをあけて飲んでいたら
剛から電話がきた。

「なに?」

全く悪気がないような口調で謝ってくる。

「もう、いいよ。」

何怒ってんの?ってバカなの?

「・・・。」

いい加減にしろよ。本当に。

「しっかりしてくれよ!お前はいつまでガキなんだよ!
目覚まし時計の一つも使いこなせねぇのか!」

携帯をぶんなげて怒りのままに酒を飲む。
人間として失格だ、アイツは。

と文句ばっかり吐き捨てていた。


\ピンポーン/

めずらしく部屋のインターホンが鳴っている。
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