Knife*

□俺のラジコン 昌×准
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『そう。そうだよ、僕はまーくんのラジコンだから。
どんなことされても、僕は嬉しいんだよ・・・。』





僕はまーくんの体をそっと触る。
いつ、何されるか分からない怖さがあるけど、
何かされたい気持ちもあるし、スリルがもっと僕をゾクゾクさせる。

でも、マイマスクを
しているから実際どこを触れているのかは分からない。
しばらく左右に触れた手を動かしていたら
シャツのボタンがあるのに気が付いた。




「ん?どうしてそんなに俺のシャツの上をまさぐってるの?」



僕はその優しいトーンの声にびっくりして手の動きをやめてしまう。
そして、ごめんなさいと小さな声で言う。
次にまーくんは僕の体を同じように指でゆっくりなぞり始める。




「鳥肌が立ってるね・・・。怖いの?」

『う、ううん。違うよ・・・。』

「そうなんだぁ。じゃあどうしてこんなにビクビクさせているの?」



グイッっと僕のを、掴んで指先で先の方をいじる。
グイグイ指を先の方で回し始める。
僕は体中にしびれが行き渡って思わず、
声を我慢しようと両手で口を押える。でも、その腕をもう一方の
手でまーくん払いのけようとする。



『イっ・・・いやッ!だめッ・・・』



「ダメじゃないでしょ?ほらほら。
気持ちいいからこんなにビクビクしてるんでしょ?ね?」



まーくんはもっと強く握ってイヤらしい音を立てて擦る。
ヒィヒィもがいてたら、耳に激痛が走る。
そして、耳元で吐息が聞こえる。そう、耳を噛まれている。



『ん〜〜ぅうう・・・ッ』

「・・・フフフッ。痛そうだねぇ・・・」



『んぅう、いた・・・いッ』


「そっか、ならもうしないよッ。」




ドンッ!

僕はベッドに強く頭を押さえつけられてしまう。
でも、そんなことで嫌にならない。

むしろ、余計にゾクゾクする。
媚薬も結構効いてきて恐ろしいくらい汗が出てくる。
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