Knife*
□俺のラジコン 昌×准
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「すごいね、准一。こんなにひどいことされてるのに、
とっても嬉しそうな声出してるね。口も笑ってるねぇ・・・。」
『んぃ・・・うぅうう、くるしいぃい・・・。』
まーくんは腕で頭を押さえつけることをやめた。
そして、僕を起き上がらせる。
僕の両肩を握ってニヤニヤ笑っている。声が聞こえてくる。
「今日はどうやっていじめようかなぁ〜ぁあ。」
『んッ。まーくぅん・・・。』
「どうしたの?」
『今日は、、、凄い・・・痛いのがいいっ・・・。』
すると、まーくんは僕のアイマスクを外した。
まーくんはまだ、真っ黒のスーツに紺色のワイシャツを着たままで
とっても綺麗な歯を見せて僕を見ている。
「痛いのがいいの?」
『うんッ。』
「痛いのはねぇー、目で見える方が興奮するんだよっ・・・フフ。」
そういうと、まーくんはアイマスクを
ポイッと投げてネクタイを代わりに掴んで僕の両腕を縛り付ける。
背中の方で結ぶから僕は腕をうまく使えなくなってしまった。
『まーくん・・・。』
「なんだよ。」
『このネクタイが強く縛ってて痛くて・・・すごい気持ちがいい・・・。』
「馬鹿だなぁ。これからだよ。本番はッ。」