氷帝

□王様ゲーム
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侑「王様ゲームしいひん?」

 「・・・」

侑「無視しんといてーや・・寂しいやん。」

岳「何言ってんだよ。」

侑「だって、暇やん。雨降ってるし、体育館は工事やし。」

景「忍足の意見は分かるが、俺様以外の奴が王様になってるのが許せねぇ」

宍「そこは遊びだしいいじゃねーか。」

侑「なぁ、やろーや。」

芥「俺も王様ゲームやりたいC−」

 「え?」

侑「ホンマか!ジロー!」

芥「あ、別に忍足の為とかじゃないC。俺がやりたいだけだCー」

侑「・・ま、まぁ、気にしてへんよ。」

景「チッ)ジローがやりたい言ってるんだ。やるぞ。」

岳「ジローには甘いんだよな〜」

宍「しょうがねーか。」

鳳「宍戸さんがやるならやります!」

岳「俺もやろっかなぁ、おもしろそうだし。おい、日吉!何帰ろうとしてんだよ!」

若「・・やらないので。」

侑「何言っとんねん。日吉!跡部に下剋上出来るチャンスやん!」

若「下剋上・・・」

侑「どうや?」

若「・・暇なのでやってあげてもいいですよ。」


侑「よし!これで全員参加やな。割り箸はあるから、皆引いてや!樺地は御免な。」

樺「ウス」

侑「いくで」

 「王様だーれだ?」

景「俺だ」

侑「いやいや!跡部・・お前は王様やけど今はゲームの話やからな。」

景「だから俺だ!」


 跡部は忍足に割り箸を見せた。


岳「ガハハッ!侑士、だっせ!」

宍「これこそ、激ダサだな。」

侑「う、うるさいわ!跡部、早よ言え!」

景「アーン?お前、誰に向かって言ってんだ?」

侑「す、すまん。」

景「フンッ)そうだな、1週間。、俺のことを跡部様と言え。いいな?」


 「え」


芥「跡部様かぁ、かっちょE−」

岳「ジロー、ホントに思ってるか?」

若「・・・様・・」

鳳「日吉!落ち込まないで!」

景「おら、次行くぞ。」


 「王様だーれだ?」


岳「やりぃ♪俺だ!」

侑「何や岳人かいな・・なら、安心や。」

岳「・・2番が全員からデコピン。強烈なの。」

侑「なっ!俺、2番やんけ!」

若「忍足さん。前髪上げて下さい。」

侑「日吉、こういう時は遠慮ないな。」

若「いきます」


 バシッ


侑「いったー!日吉!お前、手加減を知らんのか!」

若「強烈と命令されたので。」

鳳「忍足さん、いきますよ」

侑「は」

 
 バシッ


侑「後輩って怖いわ・・」

景「おら、3年からいくぞ」


 バシッ

 バシッ

 バシッ

 バシッ

 バシッ


侑「自分ら容赦ないな・・しかも、何か1回多なかったか?」

若「気のせいですよ。さぁ、次いきましょう。」

侑「お前か!?」



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