氷帝

□恋の始まり
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若「ったく、また・・こんなところで寝てるんですか・・探すこっちの身にもなって下さいよ。」


芥「ん〜・・・あ・・日吉ぃー」


若「寝ぼけてますか?」


芥「寝ぼけてないC」


若「まぁ、いいです。行きますよ、芥川さん。」


芥「どこに?」


若「部活です」


芥「あーそっか。最近、日吉が俺の事探してくれるよね。」


若「跡部さんに頼まれるんですよ。」


芥「そっかそっか。・・あのさ、跡部に頼んでるの俺って言ったら怒る?」


若「はい?」


芥「だから、俺が跡部に頼んだんだよ!日吉に探しに来させてって!」


若「何でですか?」


芥「日吉と喋りたかったからだC−」


若「俺と?」


芥「うん。ほら、日吉と全然喋ってなかたじゃん?」


若「まぁ、そうですね。」


芥「それに、日吉だけ俺の事芥川さんだし。絶対にジローさんって呼ばせてやる!」


若「・・呼べと言われた呼びますけど。」


芥「え?そ、そうなの?」


若「呼びましょうか?ジローさん。」


芥「・・何か嫌!もっと仲良くなってたから呼んで!」


若「何ですかそれ」


芥「日吉、知ってた?俺、ワザとコートから遠い所で寝てるんだC」


若「・・そういえば」


芥「今、気づいた?」


若「・・はい。」


芥「って、事だから!明日もよろしくねー(ニコッ」




 ドキンッ



若「?はい。っていうか、サボらないで下さい



芥「あははwwバレたー?」



 この時の胸のときめに日吉はまだ気づかなかった。



end

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