氷帝

□氷帝R陣でお化け屋敷
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 ある日の土曜日。跡部の提案でお化け屋敷に行くことになった。

 いつもあまり団体行事に参加しない、日吉もこの日だけは違った。



若「皆さん、行きましょうよ。」


侑「日吉は自分が行きたいだけやろ?」


若「そんな事ないですよ」


岳「跡部がせっかく誘ってくれてんだし、行こうぜ。」


侑「何や岳人。自分、お化け屋敷嫌いやん。」


岳「甘いな、ゆーし。俺は怪談が嫌いなんだよ。」


景「何だ?行きたくない奴が多いのか?」


宍「・・しょうがねぇな。若が行きたいって言ってんだ。行ってやろうじゃねーか。」


鳳「さすがです!宍戸さん!」


景「なら決まりだな。樺地。ジローに説明しとけ。」


樺「ウス」




 到着



侑「見た感じ怖そうやな」


若「有名ですからね」


岳「・・俺、やっぱここで待っとく」


若「ここまで来て引き返すんですか?みっともないですね。」


岳「何だと?やっぱ、俺も行く!」


侑「挑発にのってどないすんねん」


芥「おぉー!すっげぇー!お化け屋敷だC−!」


景「煩いぞ、ジロー」


宍「ここに入るんだなよな」


鳳「大丈夫ですよ。宍戸さん。俺がいますから。」


宍「お、おぉ」


景「ったく。お前ら情けねぇーぞ。たかがお化け屋敷じゃねーか。」


侑「そのたかがに誘ったんは、自分やけどな?」


景「あーん?何か言ったか?忍足」


侑「いや、何もあらへん。」


景「お前ら、日吉とジローを少しは見習えよ。な?樺地?」


樺「ウス・・日吉の目が・・輝いてます・・」


若「どれだけ怖いのか楽しみだ」


芥「早く入ろうぜ!すっげー楽しみー!」


侑「岳人。怖いんやったら、日吉の横にいときーな。」


岳「何で日吉なんだよ!」


侑「ほら、日吉の奴怖がらへんやん?その方が心強ない?」


岳「確かにそうだな。全然、怖くねぇーけど・・日吉の横にいといてやる。で、日吉は?」


宍「若なら跡部とジローで先に行ったぞ?」


岳「まじかよ!侑士、行くぞ!」


侑「何で、俺もやねん!ちょっ・・そんな引っ張らんでも・・」





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