氷帝

□眼鏡の存在
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岳「なぁ、日吉。侑士の眼鏡って伊達だよな?」


若「入ってないんですか?」


岳「日吉、知らなかったのか?」


若「・忍足さんの事はあまり興味がなかったんで。」



侑「たまたま通りかっかたら、えらい酷い事が聞こえてんけど・・日吉。」


若「何言ってるんですか?とうとう耳まで可笑しくなりましたか?」


侑「耳までって・・どういう事や!」


若「で、向日さん。何でしたっけ?」


侑「ちょい待て!何、無視してるん?」


岳「ん?あぁ〜侑士って何で伊達なのに眼鏡かけてるんだろうな。」


侑「あーそれはn「目立ちたいからじゃないですか?まぁ、かと言って目立ってるわけではないですが。」


侑「おい!自分等いい加減に・・」


岳「日吉!そういう事言うなよ!可哀そうだろ!」


侑「岳人・・庇ってくてんのは嬉しいけど否定はしてくれへんな・・」


若「さっきから、煩いんですけど。てか、邪魔です。」


侑「す、すまんな、日吉。・・・って、何後輩に負けてるねん!」


岳「侑士、大丈夫か?キモいぞ?」


侑「アカン・・傷ついた。」


岳「んで?何でなんだよ。」


侑「さっき自分等、無視してたくせに・・何やねん。」


若「めんどくさいですね。帰りますか?」


岳「そだな。」


侑「あぁ!待って!話すから!帰らんとって!」


若「さっさと話して下さい。」


侑「俺が伊達眼鏡をかけてる理由はな・・」


岳「俺がカッコいいからとかって、止めろよ?」



侑「・・・」


岳「侑士?」


若「まさかですけど・・」


侑「何で言うねん!俺は眼鏡してる方がカッコいいからって言おうと思ったのに・・・」


岳「それだったら、オシャレでとかの方が良かったな。」


若「そうですね。聞かなかった事にします?」


侑「え?おーい、お二人さん?」


岳「日吉、何かおもしろい事言えよ。」


若「無茶言わないで下さい。怪談ならいくらでもしますけど。」


岳「いい!遠慮しとく!・・・暇だし、帰るか。日吉、一緒に帰ろうぜ。」


若「残念です。・・・家の方向全く逆なんですけど。」


岳「まぁいいじゃん♪」


若「よくないです。」



侑「え?何?俺の事も無かった事にしてんの?」



end

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