四天宝寺

□噂の話
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光「謙也さん、知ってます?」


謙「何がや?」


光「謙也さんは俺の事好きらしいっすよ。」


謙「は?好きやで?光は何だかんだでええ奴やしな。」


光「ちゃいますよ。恋愛として好きって事ですわ。」


謙「えぇっ!?何やそれ!?」


光「ほんで、俺も謙也さんの事も好きらしいっすわ。」


謙「ちょぉ待て!それ、誰から聞いたんや!」


光「女子っす。女子言うても腐ってる方っすけど・・」


謙「腐ってる方・・」


光「向こうの妄想を永遠と語られました。」


謙「ブハッ)可哀そうやったな。」


光「やから言っときましたわ。それ、ホンマにしたろか?って。」


謙「え?」



光「そしたら、絶叫されましたわ。」


謙「さすがやな女子・・」


光「って事で、俺は嘘を吐きたくないんすよ。」


謙「そうなんか?そのわりには、ようさん」


光「つきたくないんで、俺ら付き合いましょか。」


謙「・・な、何でそうなんねん!」


光「せやから、嘘吐きたくないって何べん言わすつもりですか?」


謙「そうやなくて!」


光「別にええやないですか。謙也さんも満更とちゃうんっすよね?」


謙「ま、まぁ・・」


光「ならええやないですか。」


謙「そ、そうか?」


光「決まりっすね。謙也さん、恋人としてのパートナーもよろしくお願いします。」


謙「お、おん。」




end

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