四天宝寺
□噂の話
1ページ/1ページ
光「謙也さん、知ってます?」
謙「何がや?」
光「謙也さんは俺の事好きらしいっすよ。」
謙「は?好きやで?光は何だかんだでええ奴やしな。」
光「ちゃいますよ。恋愛として好きって事ですわ。」
謙「えぇっ!?何やそれ!?」
光「ほんで、俺も謙也さんの事も好きらしいっすわ。」
謙「ちょぉ待て!それ、誰から聞いたんや!」
光「女子っす。女子言うても腐ってる方っすけど・・」
謙「腐ってる方・・」
光「向こうの妄想を永遠と語られました。」
謙「ブハッ)可哀そうやったな。」
光「やから言っときましたわ。それ、ホンマにしたろか?って。」
謙「え?」
光「そしたら、絶叫されましたわ。」
謙「さすがやな女子・・」
光「って事で、俺は嘘を吐きたくないんすよ。」
謙「そうなんか?そのわりには、ようさん」
光「つきたくないんで、俺ら付き合いましょか。」
謙「・・な、何でそうなんねん!」
光「せやから、嘘吐きたくないって何べん言わすつもりですか?」
謙「そうやなくて!」
光「別にええやないですか。謙也さんも満更とちゃうんっすよね?」
謙「ま、まぁ・・」
光「ならええやないですか。」
謙「そ、そうか?」
光「決まりっすね。謙也さん、恋人としてのパートナーもよろしくお願いします。」
謙「お、おん。」
end