黒子 BL
□恋は攻めてなんぼ
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「真ちゃん。帰ろうぜ」
「高尾。悪いが今日は用があるのだよ。」
「用ってどうせバスケだろ?だったら付き合うぜ?」
「違う」
「まじで!?どこ行くんだよ?」
「知らん」
「んだよ!教えてくれたっていーじゃんかよ〜」
「黙れ。高尾」
「めげねぇーよ、俺は!バスケ以外に用がある真ちゃんとかレアじゃん!」
「俺がいつもバスケばかりしているとお前が勝手に思い込んでるだけなのだよ」
「でも、実際バスケばっかじゃね?」
「分かったのだよ」
「へ?何が?」
「今、俺の中で選択肢が2つある。高尾、選べ。」
「いいぜ!何だよ?」
「1つはこのまま高尾と帰る。もう一つは高尾とバスケする。さぁ、選ぶのだよ。」
「うわ、究極じゃん。つーか、両方に俺入ってるし!何だかんだで真ちゃんも俺を」
「選ばないのなら俺は自分の用を優先するのだよ」
「冗談だって!んじゃ、バスケしよーぜ!」
「バスケでいいのか?」
「バスケのが真ちゃんと一緒にいる時間が多しな♪」
「・・そうか。なら、さっさと行くのだよ。」
「あっれー?真ちゃん、ちょっと照れて」
「うるさいのだよ!」
おまけ
「つか、真ちゃんの用って何だったわけ?」
「決まっているのだよ。骨董品を見に行く予定だったのだよ。」
「骨董品!?んなの見てどーすんだよ」
「あそこの骨董品売り場はおはあさのラッキーアイテムにうさわしい物がたくさんあるのだよ。」
「・・そーいうパターンか。」
end