黒子 BL 

□赤点は降格!?
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 「お前達よく聞け。次の期末で赤点をとったやつは降格する」

 「「はぁ!?」」

 「ふざけんなよ!赤司!」

 「そうッスよ!!」

 「全教科赤点なしは厳しいです・・」

 「大輝。涼太。テツヤ。これは監督の願望でもある。僕もお前達3人の将来が不安だ。」

 「それも一理あるのだよ」

 「頑張ってねー」

 「・・別に今は今じゃねーかよ、将来のことなんてなんとかなるだろ」

 「大輝、甘いな。そんなに降格が嫌なら赤点をまぬがれればいいだけの話だ。それにこれは決まったことだ。」

 「「・・・」」

 「仕方ありません。青峰くん、黄瀬くん頑張りましょう。」

 「黒子っちはまだいいじゃないッスか!」

 「あ?黄瀬、お前もいいほうだろ。」

 「心配はしていないが、真太郎と敦も気は抜くなよ」

 「問題ない」

 「俺も大丈夫ー」

 「でわ、各自解散だ。」



 「あーあー」

 「黄瀬くん、うるさいです。」

 「だって、降格ッスよ!!」

 「降格って言っても二軍だろ?すぐ上がれるし大丈夫だろ」

 「たぶん、無理でしょう。赤司くんが青峰くんの考えてることを理解していない可能性は低いですから」

 「っても、今さら勉強とか無理だろ」

 「今頃になって後悔するッス・・」

 「・・国語は得意なので教えることは出来きますけど」

 「まじでか、テツ!」

 「ありがたいッス!!ん?なんなら緑間っちにも教えてもらわないッスか?」

 「お!!黄瀬にしてはいいこと言うじゃねーか!」

 「酷くないッスか!?」

 「なぜ、緑間くん何ですか?他の2人も誘えばいいじゃないですか」

 「何言ってんだよ、テツ」

 「赤司っちは怖すぎて無理ッス!」

 「で、紫原はたぶん無理だろ」

 「理由は分かりましたけど、緑間くんだけでは大変なのでたぶん」

 「よし!黄瀬!そうときまれば連絡しろ!」

 「了解ッス!!」

 「・・聞いてないですね。」



 「ったく、何故俺がお前達の面倒を見なくてはならんのだ」

 「いいじゃないッスか。減るもんじゃないし」

 「ケチくせーこと言ってとハゲるぞー」

 「な!青峰、それが人に頼む態度か!」

 「落ち着いて下さい。緑間くん。」

 「黒子・・これが落ち着けると思うのか!まだ、勉強を教える範囲までは想定内だ。だが、俺の家でやるのは想定外なのだよ!」

 「でも、赤司くんたちも呼んでいるんですよね?」

 「「え?」」

 「当然なのだよ。コイツらは赤司がいないと好き勝手するからな。」

 「あ!俺、休養出来たんで帰るッス!」

 「そーいえば、さつきと用があったけな・・俺も帰るわ」

 「ふっ・・遅いのだよ。」



 「大輝。涼太。どこへ行くんだ?邪魔するよ真太郎。」

 「あぁ」

 「何ー?お菓子買いに行くのー?」

 「赤司くん、今日はよろしくお願いします。」

 「テツヤ安心しろ。俺が教えるからには赤点は取らせない」

 「頼もしいです」

 「だが、涼太と大輝は想像以上に出来が悪い。だから、少し厳しくいくぞ」

 「・・は、はいッス」

 「ちっ・・何でこうなるんだよ・・」



 赤司による勉強会で3人とも無事赤点は免れたとさ



end

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