黒子 BL
□タイトル未定
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
「あー・・うーん・・」
「黙れ、高尾。」
「んだよーつれねぇな。友達が悩んでたらどうした？の一言もかけらんねーの？」
「お前と友達になった覚えはないのだよ」
「またまたぁ」
「どうせくだらん事で悩んでいるのだろ？」
「いや、今回は結構重要なんだよ。」
「まぁ、聞いてやらん事はない。何だ？言うのだよ。」
「やっぱ、優しいんだよなー真ちゃんは。」
「聞かなくていいのだな」
「あー！待って！待てって真ちゃん！！あのさ・・黒子のメアド持ってたりする？」
「は？」
「ちょっと真ちゃん。は？はないでしょ」
「くだらんな。重大と言うから聞いてやったのに」
「いやいやいや！！くだらなくはないっしょ！！」
「まず、お前ならメアドくらいほいほい聞いてくるのだよ」
「いーや。黒子のメアドはやっぱ勇気いんだって！」
「まぁいい。高尾、お前の携帯に送ったのだよ。」
「まじ！？真ちゃんサンキュー！！」
「何か話題ねぇかな？？」
「まだ送っていないのか」
「んー・・真ちゃん、何かない？」
「俺に聞くな。いつものお前らしくないのだよ」
「やっぱさ、好きな奴にはどう対応したらいいか分かんなくなるもんじゃん。」
「何！？高尾、お前・・黒子がすきなのか？」
「は？真ちゃん気づいてたんじゃねーの！？」
「知らなかったのだよ」
「じゃあ、何でメアドすんなり教えてくれたんだよ！？」
「黒子に頼まれていたのだよ」
「へ？そなの？」
「俺は嘘をつかない」
「おーおーちょっと脈ありってか？真ちゃん、そーいう事は早く言ってよ。俺、誠凜行ってくるわ！」
「勝手にしろ。だが、俺は先輩達のフォローはしないぞ」
「ひっでぇー！！ま、いいや！！」
誠凜
「おい、黒子。何、さっきからケータイ気にしてんだ？」
「いえ、気にしてなど」
「いい度胸だなぁ、黒子！」
「キャプテン。違うんです」
「何が違うんだよ！ダァホ！！俺も気になってんだよ、お前がケータイばっか見てんの！！」
「すんまーせん！俺のせいなんで勘弁してもらえません？」
「高尾くん。」
「た、高尾！？」
「何でここに、お前がいんだよ！！てことは、緑間も来てるんじゃねーよな！？」
「火神、残念だったな。真ちゃんはいないんだなー」
「別に残念じゃねーし！！むしろ清々するぜ！」
「はいはい、わーったから。ムキになんなって。」
「な！」
「高尾くん、どうしたんですか？」
「わざわざ、秀徳から来て何しにきた？」
「そんな怖い顔しないで下さいよーとりあえず、黒子かりるんで！」
「あ、おい！！」
「高尾くん？」
「日向さんに怒られてたのって俺が原因？」
「・・違います」
「じゃあ、何？」
「何もありません」
「ぶはっ・・意地張りすぎだっつーのｗｗ素直になれって！俺からのメール待ってたんだろ」
「・・」
「俺はさ黒子のメアドもらったときちょー嬉しかったんだぜ？だから、会いに来たんだけど」
「え？」
「・・俺、黒子の事好きだわ」
「同族嫌悪じゃなかったんですか？」
「あーあれ？あんなの昔の話じゃん。今はすんげぇ好き。」
「そんなストレートに言われると照れます。」
「いーじゃん。照れるってことは嬉しいんだろ？」
「嬉しいですけど・・言われぱなしは嫌なので僕からも言わせて下さい」
「何だよ？」
「好きです」
「・・え！？そんだけ！？」
「はい」
「ちょーストレートだな。まぁ、いいや。よろしくな、黒子！」
end