黒子 BL
□積極的な緑間くん
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
「黄瀬。ラッキーアイテムのくまのぬいぐるみだ。これをやる」
「いらないんッスけど・・」
「何故だ？ふたご座のお前と今日は相性が悪いのだよ」
「だから何ッスか？」
「今日が海常との練習試合ということを忘れたか？バカめ」
「な！！忘れたら秀徳に来てないっスよ！！緑間っちこそバカなんじゃないっスか？」
「何だと？」
「何っスか？」
「まーまーお二人さん。落ち着こーぜ？」
「俺は落ち着いているのだよ。」
「俺も落ち着いて・・・ぶほっ」
「「！！」」
「何、他校とケンカしてんだよ！！お前、アホか！？」
「笠松先輩まで酷いッスよーつか、痛い・・」
「あ？」
「何もないっス！！」
「高尾、行くぞ」
「お、おぅ」
「黄瀬。ラッキーアイテムはちゃんとベンチにおいておくのだよ。お前のプレイにも影響がでるかも知れないからな」
「・・分かったっス」
「お前もそこでいう事きくのかよ！」
「笠松先輩・・緑間っちの言うとおりにしないと危ないんっすよ」
「あ、そう。早くアップすんぞ」
「はーい」
「珍しいじゃん。真ちゃんがつっかかるなんて」
「・・気になるやつにはそうしたくなるものだよ」
「え？え？真ちゃんって黄瀬くんが好きなわけ？」
「否定はしないのだよ」
「ヒュー・・真ちゃんやっる〜」
「茶化すな、高尾。」
バチッ
「緑間っち！！試合するからには負けないっスよ！」
「それはこっちも同じなのだよ」
「それでも勝つのは海常っス！」
「秀徳だ」
「何か、緑間っち今日はやけに張り合ってくるっスね・・久しぶりに会ったのに」
「気のせいだ。黄瀬、俺が勝ったらお前の休日の時間をもらうのだよ」
「いいっスけど・・って、え？」
end