黒子 BL 

□バレンタイン
1ページ/1ページ

高尾と宮地

「宮地サン!今日はなんの日か知ってます?」
「んな目をキラキラさせなくても分かる。つか最近のお前ずっと遠回しに言ってたよな?」
「あ、バレてましたー?ww」
「バレるようにやったんだろ。」
「さっすが宮地サンw」
「ったく…ほらよ。」
「え?まさか、ホントにくれるんすか!?」
「欲しいっつてたろ」
「言ってましたけど、もらえると思ってなかったんですっげぇー嬉しいんですけど!」
「喜んでもらえて良かったわ。いらねぇ言われた瞬間轢いてからな。」
「あぶねぇww」
「あ、もらうだけもらって食わねぇのもなしな。それも轢くから。」
「も〜食べてほしいって素直に言えばいいじゃないっすかーww」
「あ?」
「ま、そんな事言わなくても宮地サンが作ったものならありがたく食べるっすけどね」
「…そーかよ」
「あれ?宮地サン照れてる?可愛い!ww」 「うっせ!!刺すぞ!!」


紫原と緑間

「みどちーん。はい、あげるー」
「…これは?」
「チョコレート」
「それは見て分かる。何故、くれるのか聞いてるのだよ。」
「はぁ?みどちん、ばか?」
「馬鹿とは何だ、馬鹿とは」
「だって、今日バレンタインだし」
「バレンタイン?そうか、今日か。」
「え。忘れてたの?まじ、ありえないし」
「すまない」
「ヤダ。許さない。」
「仕方ないのだよ!用意してないものは!」 「何ー?逆ギレ?」
「黙れ」
「むぅ、俺ケンカしに来たんじゃねぇし」
「…すまない」
「んーじゃあ、チョコじゃない甘いのちょうだい」
「おしるこなら」
「いらない」
「それ意外持っていないのだよ」
「ほんっと鈍い」
「何だと?」
「みどちんからのキスで許すって言ってんの!」
「なっ…だが、分かったのだよ。目をつぶれ」
「うん」

チュッ


黄瀬と青峰


「青峰っち!はい、バレンタイン!」
「おーサンキュ」
「…」
「…んだよ。俺は渡さねぇって言ったぞ ? 「それは分かってるッスよ。いや、食べてくれないのかなーって」
「は?何?お前が作ったの?」
「そうッス!!」
「女子かよ」
「えーダメなんッスか?好きな人には自分で作ったものをあげたいもんでしょ」
「…しょーがねぇな。不味かったら捨てんぞ」
「え。マジ?そこはお世辞でも美味しいって言ってほしいんッスけど。」
「自信ねぇなら作ってくんなよな」

パクッ

「ど、どうッスか?」
「何だ、上手いじゃん」
「ホントッスか!? 」
「あぁ」
「良かった〜」
「もっと自信もてよ。お前はやれば出来んだし」
「あ、青峰っちぃ〜!!好きッス!!」
「い、いきなり何言ってんだよ!!」
「俺は幸せもんッスねー」
「はぁ?」


end


あとがき

お話の中では書けませんでしたけど
高尾もちゃんと宮地さんにわたしたしたので !

あと、本当は赤司と黒子も書く予定だったんですけど…
思い浮かばなくて…すいませんでした!!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ